夫婦の関係づくり

愛し合う二人がずっと仲良く暮らすために。パートナーシップって何?

妻に恋する愛妻家のやっちです。

 

パートナーシップと聞いて何を浮かべますか?

 

「相手とのコミュニケーションを深めること」という印象をお持ちの人もいるでしょう。

 

実は、パートナーシップは相手のことから先に考えがちですが、自分の心の投影が相手の在り方になるという前提があります。

 

”相手を支えたい”って思いますよね?

字の通りの意味で、”自分軸”が整っていればいるほど、相手を受け入れる土台づくりができます。

 

受け入れるのはまず自分から。

自分という人間を好きになれなければ、本当の意味で相手を愛することはできません。

僕は自分という人間を受け入れ、柱となる自分軸をつくることが、パートナーシップをつくる上で欠かせないものと考えます。

 

今日は、パートナーシップの心の側面の観点から、あなたにどのような変化をもたらすのかをお話します。

 

パートナーシップって何?

辞書的な意味では、”協力関係”が出てきますが、そんなに単純なものでもなさそうです。

「ユダヤ人大富豪の教え」の著者である本田健さんはこのように言います。

 

パートナーシップは、幸せな人生を生きる上で、一番の鍵になると私は考えています。

たとえば、世界的なお金持ちだけど孤独な人と、最高のパートナーシップを持っているけど、

お金に縁がない人と、どちらが幸せかを考えれば分かります。たとえ、お金がなくて生活に

多少の不便があったとしても、大好きな人と一緒にいられる人は幸せです。

人間は、自分以外の人と付き合う中で、はじめて幸せを感じるようにできているのです。

愛し愛されることは、ほかのどんなことよりも、幸せ感をもたらしてくれます。

引用:パートナーシップの7つの謎と本質的な問い

 

僕はパートナーシップについては以下のように考えます。

 

人生に起こっているすべてのことの原因が自分であることを知り、自分の在り方が目の前の現実をつくることを知る取り組み全体のこと

 

  • 自分が何者か知りたい
  • 人を愛し、愛されたい

 

この2大欲求を満たすために必要不可欠なものであると思っています。

 

パートナーシップは育てるもの

定期的に会って、食事をして、どこかに遊びに行ったりして、セックスをするけど、相手が自分を愛しているかどうか自信がない。

 

相手に尽くしているのに、重たいと思われ続かない。

 

結婚しているものの、パートナーとして優しくなれない。

 

夫に言いたいことがあっても、つい我慢してしまう。

 

こんな思いを抱え、モヤモヤしてしまうことはありませんか?

 

どうして自分のことを理解してくれないのか?

 

こんなに尽くしているのに、気持ちをわかってくれないなんて!

 

そのように相手のせいにしてしまうこともあるでしょう。

でもこんな思いの原因は自分の中にあります。

 

相手の接し方やコミュニケーションは、すべて自分の投影です。

 

これがパートナーシップであり、相手との関係づくりは自分次第で良くも悪くもできます。

 

パートナーは、自分の心の投影である

あなたは過去に、恋愛で嫌な思いをしたことがあるかもしれません。

 

嫌な思いを振り切るように、明るく、ポジティブな自分を演じます。

 

しかし、本当は愛に飢えていて、とにかく自分だけを愛してほしい欲望にかられているとします。

 

相手に本当の自分がわからないと思いますか?

 

いいえ、言葉に出さずとも、相手はわかってしまうんです。

 

あなたの本音の思いを感じ、相手はあなたを重たく感じたり、突き放すような行動を取るでしょう。

 

このように、相手はいつも自分を映す鏡であることを知ってください。

 

自分が自分を受け入れられていないから、そんなあなたを相手は受け入れられないんです。

 

パートナーシップが築けなかった自分

少し、僕の話をさせてください。

僕はいつも、よくわからないまま相手に別れを告げられるタイプでした。

敏感に相手を感じやすい僕は、突然の変化に気付くのですが、見ないフリをして、いつものように相手と接していました。

 

とにかくいい人を演じて、相手と関係が続くように一生懸命でした。

しかし、すべての行動は自分の寂しさを埋めたり、欲望を満たすための行動に過ぎなかったんです。

もちろん、当時は相手を本気で愛していると思っていたし、大切にしていたつもりでした。

今思えばわかることは、自分のことしか考えていなかったことです。

 

「君は、あの子に恋しているの?あの子を愛しているの?」

 

年上のフリーターであるバイトの先輩に言われたこの言葉を、当時は理解できませんでした。見栄を張って言った言葉は、「愛してますよ!」でした。

 

実際は、ただ恋をしていて、相手のことなど考えず、自分を満たすことだけ。

 

そこに愛はありませんでした。

 

むしろ、愛を考えることすらしない自分がいました。

 

この、愛と向き合うこと自体を、パートナーシップと考えています。

 

パートナーシップは、純粋な自分に戻る過程

純粋な自分とはどういうことか?

 

今のあなたは、周りに流されていない本音の自分であると言えますか?

 

僕も含め、多くの人は人や環境からたくさんの影響を受けて価値観をつくっています。

 

自分だけでは、本来の自分を知るのはとても難しいです。

 

まずは今の自分の考え方が、どんな影響から生まれたかを考える必要があります。

 

親からずっと、「人に悪口を言ってはいけません、人を傷つけてはいけません。」と言われ続けた人がいたら、相手を傷つけるかもしれない本音を伝えるのをやめるでしょう。

 

小学校の頃、先生から「お前は不器用だから、細かいことは向かないね。」などと言われたことがきっかけで、家事全般が苦手と思い込むこともあるかもしれません。

 

本来の自分は、どんな恋愛への考え方があるんでしょうか。

過去に言われてきたことや経験にこだわらない素直な自分であったとしたら、物事をどのように捉えるんでしょうか。

 

自分と向き合うということは、「〇〇だったから、〇〇と言われたから自分はこうだ」と過去に囚われてこれからを見るのではなく、「過去のすべてを認め、自分がこれからどうしたいか」だけを考えることと言えます。

 

たくさんの思い込みを外していくことで、本来の自分と向き合い、愛を育むことができるようになります。

 

自己認識(思い込み)の例:ノミの実験

心理学には有名なノミの実験の話があり、聞いたことがある人もいるでしょう。

ノミは通常2メートルの高さまでジャンプするそうです。

そのノミに高さ50センチの箱をかぶせると、最初ノミは天井を破ろうと努力します。

ノミは何度か繰り返しても、その度に痛い目にあいます。

そしてノミはやがて自分の限界に気づいて50センチしか飛べなくなるそうです。

箱を取り除いても、ノミは50センチしか飛べません。

自分が「50センチしか飛べない」と認識しているんですね。

人間も同じで、この世界は「思い込み」で溢れています。

たくさんの環境で受けた影響から、純粋な自分を見失っているんです。

 

純粋な自分に戻るために:男性性と女性性

昨年、3ヵ月予約の取れない心理カウンセラーで有名な、根本裕幸先生の講座を受け、男性性と女性性の見解を深めました。

 

男性性と女性性は、男女共に備わっている、内側の自分を示すアイデンティティーです。

 

男性性はスタートからゴールへ向かう達成の精神です。

目的を達成するために前進していくパワーがみなぎってきます。男性性が弱いと、行動ができず立ち止まったり、ロジカルに物事を考えられなくなります。

 

例えば、これまでプロジェクト成功に向けてリーダーシップを発揮しチームを動かし、エネルギーに満ちていた男性が、結婚を考えていた女性にフラれてしまい失望したとします。

頭では切り替えて、変わらずに仕事を進めようとしますが、どうにも頭が回らなかったり、そもそものやる気がみなぎってこないことがあります。

こんな時は男性性が弱まっており、女性性の強い人が側にいて安心させてあげると、また復活して力強いリーダーになることができるようになります。

 

女性性は「存在」を示し、既に達成し、完成された精神です。

現在起きていることの体感に優れ、感受性が豊かです。

人の個性を尊重し、全体を和ませ、共感し、結果よりも今を楽しみます。

女性性が弱いと、無理や我慢をし続けたり、自分を責めたり、ストレスに気付かなかったりするようになります。

 

例えば、OLとして働く女性がいたとします。

男女ともに場を和ます雰囲気のある人で、誰もがその協調性や優しさに元気をもらっていました。

ところが偶然にも仕事のミスが続き、周りからも非難の目で見られるようになり、元気を失ってしまいます。

 

責任感が強い彼女は、「私は弱音を吐かずに周りに元気を与える存在だ」と信じ、苦痛に耐え、自分を責め続け、誰にも相談することなく仕事を続けました。

その結果、遂にはうつ病になり出勤が難しくなってしまいます。

女性性が弱まってしまうと、自分は愛されて生きているということを忘れ、一番優しくすべき自分自身をずっと責め続けてしまいます。

 

男性性と女性性は、バランスが大切

この、内側にいる男性性と女性性のバランスこそ、人間関係がうまくいくカギです。

  • 男性性が強い(権威、パワー、独裁、理論派)
  • 女性性が強い(優しさ、温もり、やわらかさ、慈愛)
  • どちらか不明(プライドが高い)

大きくは、この3つのタイプに分けられ、その傾向によって取り組む課題が変わります。

ちなみに男性性や女性性に関しては、加藤由迦さんの著書を読んでいただければ、深い理解が得られると思います。

 

参考文献

 

男性性と女性性のバランスを保つことで、平静でいられるようになります。

例えば、自分の中に1組のカップルが住んでいると考えてみてください。

カップルの仲が悪くなると、現実に映し出され、相手との関係も悪くなるというわけです。

 

男性性と女性性は、二極性を持ちます。二極性とは、光と影のように相反する2つの性質があることで、2つの側面から物事を見ることができることです。

 

私たちの中にもマイナスとプラスの側面があり、パートナーシップという1組のカップルで考えた時、マイナスとプラスを循環させる関係性と捉えることができます。

 

マイナスとプラスの循環とは、「ダメな自分、理想とは違う自分」がいるというマイナス面があるからこそ、「優秀な自分、理想に近い自分」というプラス面が成り立っていることです。

2つの側面に良い・悪いの評価をつけずにお互いが共存して循環している状態が自然な流れです。

 

手本にしたい

木下優樹菜(ユッキーナ)さんと藤本敏史(フジモン)さんの二人をご存知でしょうか。
二人とも芸能人であり、モデルと芸人のカップルです。
子供もいて、その仲の良さはあまりに有名です。

ヘキサゴンという番組で共演し、憧れる人も多くバラエティ番組で共演することも多いです。

二人を象徴するキーワードは「ケンカ」です。
毎日、毎日、ケンカが絶えません。

面白いのが、二人の間には「ケンカをしないためのルール」ではなく、「ケンカをする時のルール」があることです。

1. 過去を持ち出さない

2. 他人と比べない

3. 食事中に喧嘩をしない

4. 物に当らない

5. 名前を呼ぶ

6. 出て行かない

7. 出て行けと言わない

8. 決して別れると言わない

9. 言いたいことの聞き合いをする

10. 言いたいことの言い合いにならない

この二人の夫婦の在り方は、悪いところを直すように言い合うのではなく、お互いの性格を認め合い、その上でどのようなやり方が自分たちに必要かを具体的に話し合っています。

現代において最も大切で、必要なことを示してくれています。

 

私たちは教育の中で、良い子と悪い子がハッキリと比べられ、「良い子とは」を学び続けてきました。列を乱したり、自由な発想で周りと違う行動を取ることは悪とされてきました。

 

悪いことをした自分は罰せられてしまうので、誰かのせいにしたり、隠したりして、自分の身を守ることを最優先に考えるクセが生まれてしまいます。

 

これが、マイナス面を認めない、マイナスとプラスの循環が崩れた関係性です。

だからこそ、「心から幸せである状態」を知らずに大人になり、自分がわからずに苦しんだり、幸せになれずに悩む人がたくさんいます。

 

自己認識で触れたノミの例のように、私たちは小さな頃から出来、不出来を個性としてではなく過剰や欠点としてみなされ修正されることで、本来の自分の姿を見失ってしまいます。

 

社会的な評価を得るために、完成された人間を目指すのではなく、自分らしさや自分の個性を尊重する生き方をしない限り、ありのままの自分に合ったパートナーを見つけることはできません。

 

 

それぞれの傾向

男性性と女性性の性質を理解いただけましたか?

それでは、3つのタイプの具体的な傾向と特徴はどのようなものなのでしょうか。

 

  • 男性性が強い(権威、パワー、独裁、理論派)
  • 女性性が強い(優しさ、温もり、やわらかさ、慈愛)
  • どちらか不明(プライドが高い)

 

下記は、それぞれのタイプに自分が分類されるというものではなく、「今はその傾向にある」と考えてみてください。

どういうことかというと、人はその環境によって、男性性と女性性を入れ替えています。

本当は女性性でありたいのに、無理して男性性を強めなくてはいけないケースがあります。

 

例えば男性に囲まれながら、リーダーシップを取らなくてはいけない場合、あなたはなめられないように、強くたくましくいようとするでしょう。

これが、「その傾向にある」ということです。

今の自分はこの傾向があるな、と感じてもらえることが大切です。

 

男性性が強い

結果がすべてであり、リーダー気質です。

自分を満たすこと、認められること、やった行動に対して賞賛されることを喜びとします。

相手を支配した時に満たされる層と、目的を達成した時に満たされる層がいます。

 

【傾向】

自分が色々とできてしまうので、相手の世話をしすぎます。

アドバイスもしがち。あなたがいないと生きていけないと思わせる依存を与えます。

逆に、あなた自信も自分よりも弱いものを助けるという共依存になります。

男性であれば支配的になり、モラハラ、DVに発展することもあります。

女性であれば母親のような存在となったり、ほっておけない、コントロールしようとする傾向が出ます。それが相手を苦しめることにもなるでしょう。

 

女性性が強い

女性性が強い人の中でも、3つのタイプがあります。

  • 現実逃避型
  • 夢見がち型
  • 優等生型

 

〇現実逃避型

感受性が強く、たくさんの経験から自信を持つことが難しく、傷つくことに敏感。

自信がないから人への接触を避け、引きこもりがちというサイクルを生み出しやすいです。

 

【傾向】

恋愛経験が少なかったり、過去に異性が信じられなくなった出来事があります。

安心感、守られている実感を求める。

人の気持ち、考えに敏感なところがあり、とても傷つきやすいです。

目標設定をして自分なりの小さな行動を一歩ずつ進むと良いです。

また、自分を引っ張ってくれる存在の人と一緒に何かを成し遂げることで、自分の得意な部分が見えたり、助けてもらえる実感を得られるでしょう。

 

〇夢見がち型

アイドル、尊敬する人、本や映画の世界などに憧れる傾向にあり、物語の主人公になっています。

自分が描く世界に当てはまらない人は排除もしくは避け、大好きなものに囲まれたい欲求がありとにかくポジティブです。

一方で、表面的でない泥臭い人間関係を好みます。

 

【傾向】

自分の理想を追いかけるあまり、相手がそうあるように強く願います。

物語の主人公である自分がネガティブでいるわけにいかないので、ポジティブでい続けようとします。

美しい何かを感じる人でないと恋に落ちません。

現実の人間と何度か話し、その人の良い所を探す練習が必要です。

 

〇優等生型

完璧主義者。

成績優秀で、親や先生の言うこと聞き、正しいルールのもとに生きてきました。

正しいと思っていること以外は悪と決めつけていますが、悪への憧れが膨らみます。

例えば不倫、二股、いじめなど。

常に正しくあるべき自分とルールを無視して自由になりたい自分との闘いを続けます。

 

【傾向】

ずっと規則の厳しい環境で生きてきて、監視されていました。

両親にとても大切に育てられてきました。

自分が正しい行いをしないと愛されないという思い込みがあるので、ルールに反して自由に行動する相手を見つけると、ジェラシーを感じたり、嫌悪感を抱く傾向にあります。

自分の「こうあるべき」を一度外し、「どうしたいの?」という問いに正直に答えていく練習が必要です。自分が「悪い行いである」と思っていることを疑ってみることから始めてみるとよいです。

 

どちらか不明

とにかくプライドが高く、子供のような存在です。

認められたい欲求が強く、自分の能力を誉められると、誉めた相手を好みます。

尊敬したり才能を感じられる相手が、とても魅力的に映ります。

逆に、尊敬していた相手よりも自分に力があると自覚した場合、興味をなくします。

 

【傾向】

ずっと能力を認められ、結果を出すことで褒められてきた。

または、どうあがいても褒めてもらえない環境にいたことが考えられます。

無条件の愛を受け取ったことがないので、何もなくても価値ある自分を認めたり、自分の中にある感性を受け止めたり、焦らずに育んでいくことが必要。

男性性と女性性に関しては、どちらかまたは中間にすべての人が分類されるわけではなく、どの傾向が強いかを感じ、必要な取り組みをしていくことが純粋な自分への癒しになります。

 

 

終わりに

パートナーシップというジャンルのイメージが少しだけでも見えたなら嬉しいです。

パートナーシップに取り組むということ自体が、「自分を知る」、「愛し愛される」ということへのチャレンジです。

チャレンジと言いますが、この取り組みは環境の影響によって受けてしまったノイズを取り払い、本来の自分を取り戻すということです。

自問自答やツールによる自己分析だけでは、自分の中だけの納得で終わってしまいますが、ただ欲を満たすためではない、最愛のパートナーを持つことで、自分の心の状態を目の前で見ることができます。

こんなに素晴らしい自己分析は他にないと思っています。

 

まずは過去を振り返り、幼少期や青年期で起きた出来事で嫌だったこと、避けてきたことを本気で見つめてみましょう。

 

自分に正直に生きることで、運命の相手を見つけてみませんか?

その人と、生涯を通じてお互いの在り方を示し続けてみませんか?

 

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